近年、カメムシ類の発生が拡大傾向にあり、農作物に深刻な被害を及ぼしております。
主な被害は、作物汁液の吸汁によるもので、農作物の生育不良・変色・枯死につながります。
暖冬の影響でカメムシ類が越冬することにより、来年度も更なる大量発生が懸念されております。
大切な農作物を守るため、カメムシ類の防除対策を行いましょう。
防除対策
- 雑草はカメムシ類の生息場所となるため、こまめな除草を行いましょう。
(ただし、水田の除草は稲の出穂直前は行わず、出穂2週間前までに行う)
- 適時の農薬散布を行いましょう。水稲においては、共同での空中散布のほか個人での追加散布が有効です。
(不稔対策:出穂~穂揃期、斑点米対策:出穂後10~15日頃の乳熟期)
- 果樹においては、多目的防災網の設置が有効です。
- 病害虫情報をチェックしましょう。