「ホーム」は、2020年に茨城県が制作したもので、人権を尊重し多様性を認め合う社会の実現に向け、同和問題をはじめ様々な人権課題に関わる差別意識の解消を図るための視聴覚教材として活用されています。
この映画は、同和問題(部落差別)を主軸として、障がい者差別、外国人差別、性的指向及び性自認(LGBT等性的マイノリティ)による差別を人権課題として取り上げ、これらの課題を解決するために、人権問題が決して他人事ではないという自覚と正しい認識により偏見を除去すること、差別をする人に「あなたは間違っている」と言える態度を育むことなど、様々な人権課題に関わる差別意識の解消につながる状態を描いています。
平成28(2016)年には「部落差別解消の推進に関する法律」が施行されました。特に近年は、これまでの部落差別に限らず、インターネット上に個人の名誉やプライバシーを侵害する書き込みがなされたり、差別を助長する表現の記載が増加したりインターネットの匿名性、情報発信の容易さを利用した人権問題が生起しています。
この映画をご視聴いただくことにより、人権を尊重し、多様性を認めあう社会の実現に向けて一人ひとりが「人権」を自分の問題として考えるきっかけになるよう切望します。 (人権問題啓発映画 活用手引き 一部引用)
(茨城県教育委員会 上映時間46分)
※通信料が発生する場合がございますので、Wi-Fi環境などインターネット接続状況をご確認のうえご視聴ください。