下妻市の下水道は、「鬼怒小貝流域下水道」、「小貝川東部流域下水道」の2つの流域下水道事業で構成され、市内全域を下水道が利用できるように計画されております。平成4年度に事業認可を受け、現在は認可区域を拡張し、処理区域面積「鬼怒小貝流域下水道626.5ha」・「小貝川東部流域下水道77.5ha」全体で704haの整備に努めています。本市は平成11年7月に一部供用開始され、令和5年度末の整備面積は550.20ha、認可区域内の整備率は78.1%であり、公共下水道に接続している状況を示す水洗化率は67.8%となっています。
特に汚水事業は、上位計画である鬼怒小貝流域下水道との整合性を図り、県の流域下水道処理場(きぬアクアステーション) に近接している立地条件にあることから流域下水道並びに公共下水道事業の計画的な促進を目指して事業費の確保を図っています。 今後も下水道の普及整備を促進し、事業の投資効果が期待できるように鋭意努力して行きます。
一方、公共下水道雨水事業につきましては、平成6年度に千代川地区の中央部に位置する旧江連用水路を江連雨水幹線として整備をするため、事業認可を受けて工事に着手し、平成15年度末に事業完了しました。 この水路の整備にあたっては、昭和62年度に関係4市町村の合意形成により、江連都市下水路整備促進協議会が結成され、事業費を負担しあい、水路周辺地域の浸水被害の解消と生活環境の改善を目指して、整備を推進しています。
下妻地区の公共下水道マンホール蓋
・令和3年度に新しく誕生した、下妻市イメージキャラクター「シモンちゃん」と、花のまちしもつまを代表する美しい花々を描いたマンホール蓋です。シモンちゃんは、下妻市が保護活動している国蝶オオムラサキをイメージして誕生し、市民に親しまれている人気者です。
シモンちゃんの手に持つ「梨」は、全国でも有数の梨生産地である下妻自慢の特産品「下妻甘熟梨」です。オオムラサキが生息する小貝川ふれあい公園に咲く「ポピー」、茨城百景「砂沼」の四季を彩る「桜」「紫陽花」、背景には砂沼湖畔から望むことができるY字型の砂沼大橋と筑波山の雄大な景色を描き、下妻の魅力を詰め込んだデザインとなっています。
・下妻地区の下水道マンホールの蓋のデザインは、「桜」・「砂沼」・「筑波山」をあしらっています。
茨城百景「砂沼」の四季を彩る「桜」、背景には砂沼湖畔から望むことができるY字型の砂沼大橋と「筑波山」の雄大な景色、また、「砂沼」はへらぶな釣りが有名で湖面につり船が浮かぶ様子が描かれています。
千代川地区の公共下水道マンホール蓋
千代川地区の下水道マンホールの蓋のデザインは、旧千代川村民憲章である「さくら」・「けやき」・「ひばり」をあしらっています。