近年、全国的に人口減少や高齢化、社会構造の変化などを背景に、使用されずに放置されている空家等が増加し、大きな社会問題となっております。
とりわけ、適正な管理がなされていない空家等については、防犯、防火、衛生、景観などの面において、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす懸念があります。
こうした状況の中、本市では平成25年10月に「下妻市空き家等の適正管理に関する条例」を施行し、空家等の問題に取り組んでまいりました。
しかしながら、空家等については、今後も益々増加する事が予想され、問題が一層深刻化する懸念があることなどから、本市における空家等対策を総合的かつ計画的に実施するため、「空家等対策の推進に関する特別法(以下、空き家法という。)」に基づき、令和4年10月に「下妻市空家等対策計画」を策定いたしました。
この計画では、「空家等発生の抑制」「空家等対策基盤の整備」「適正な管理の推進及び空家等解消の促進」「管理不全空家等の対策」「空家等利活用の促進」を柱に、空家等対策に関する様々な施策を展開し、安全・安心で快適に暮らせるまちづくりを目指します。
計画の経緯
- 令和4年10月 下妻市空家等対策計画を策定
- 令和6年8月 令和5年12月の改正空き家法施行に伴い、計画の一部を修正