市長メッセージ 平成30年8月9日
市長メッセージ 平成30年8月9日
皆さんこんにちは、下妻市長の菊池です。
今日は、「おしらせしますサンビーチのいま」ということで砂沼サンビーチの現状についてお話ししたいと思います。
なぜこのような話をするかと言いますと、
私は選挙期間中、砂沼サンビーチのあり方について、「廃止するか」「存続するか」についての結論を今年度中に出すとお話しさせていただきました。
それはなぜかと言いますと、砂沼サンビーチは昭和54年にオープンして、今年で40年をむかえます。
また、この砂沼サンビーチは県から譲渡されて10年が経過しています。
このような中で、砂沼サンビーチの今後を考えると、継続する場合には大規模な修繕費が必要になる。
これは明らかであります。
また、砂沼サンビーチは天候によって入場者数が増減するので、安定した収入が確保できない。
そういった諸々のことから、砂沼サンビーチの今後のことを検討すべきだと考えていまして、
今般、「砂沼サンビーチ検討委員会」を設置いたしました。
そして、その検討委員会の結果を皆さんに随時お知らせすることによって、最終的に結論を導き出して、
「存続するのか」「廃止するのか」を皆さんにお知らせしたいと思っています。
なぜ、検討するのかデータ的な裏付けをさせていただきます。
こちらのグラフをご覧ください。
まず、入場者数です。
入場者数は平成21年度から平成29年度までの入場者数が示されています。
目標ライン14万人の線を見てください。
14万人を超えるか、あるいは下回るかによって、収益がプラスになるのかマイナスになるのかが分かります。
それは、この収支の棒グラフをご覧いただくと分かるのですが、
棒グラフの白い棒が単年度でプラスです。
そして、黒い棒がマイナスです。
つまり、平成26年度は5千6百万円の赤字となっています。
平成28年度は4千2百万円の赤字、
平成29年度は3千7百万円の赤字となっています。
このように、入場者数と収支には関係性があります。
お天気の状況によって収支がプラスになったり、マイナスになったりしてしまいます。
また、施設が完成して40年経過していることから、
今後も今のような運営をするには億単位のお金がかかることが現状でわかっています。
従いまして、今年度中に結論を出して、どうあるべきかを考えていきたい。
そういうことから、「砂沼サンビーチ検討委員会」を設置し、今後、検討していきたいと思っています。
今後の砂沼サンビーチ検討の検討状況については、随時、お知らせしたいと思っています。
砂沼サンビーチは今年も運営していますので、ぜひ皆さんにご来場いただきたいと思っています。
お待ちしております。よろしくお願いいたします。