市民協働課と介護保険課は、12月22日(水)「男女共同参画・生活支援体制整備事業講演会」を市立図書館で開催し、市民約50名に参加いただきました。
講演会は 原 法苑(はら ほうえん) 氏(日立市長福寺住職)を講師にお迎えし、『心のバリアフリー~心の持ち方が生き方を変える~』と題して、人との出会いや経験から学び得たことについて話がありました。
原氏は、これまでに経験した有名芸能人との出会いや親の介護、女性僧侶になるまでの修行、檀家さんとのつながりについて、丁寧に話してくださいました。また、道元禅師の「典座教訓」の教えを用いて
(1)『身心脱落(しんしんだつらく)』・・・相手に対して求めすぎない心、ありのままを受け入れる心をもつこと。
(2)『喜心・老心・大心(きしん・ろうしん・だいしん)』・・・自ら作る喜び、相手を慈しむ心、社会等に対して許す心を持つこと。
(1)と(2)の心を抱いて、『今、実行する』ことが『自分らしく生きることにつながる』と話していました。
⦅参加者からのご意見・ご感想⦆
・ご住職の話らしく、静かに落ち着いた話が聞けて、あらためて心が洗われた感じがしました。
・とても参考になるお話でした。今日から心がけていきます。ありがとうございました!
・心の持ち方により、人間は変化することを教訓いたしました。講演会に参加でき感謝しております。