下妻市とサイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下「サイボウズ」)は、地方自治体におけるDX推進の展開に向けて相互に協力・連携することを目的とした包括連携協定を締結しました。人口5万人未満の自治体では、本市が初めて協定を締結した自治体となります。
締結日
令和7年1月28日
背景と目的
本市とサイボウズは、令和4年度からノーコードツール「kintone」導入を契機に、自治体DX推進や防災などの分野において連携を進めてきました。このたびの協定は、これまでの連携をさらに深化させ、公共的な課題の解決を目指すものです。
連携内容
- 自治体におけるノーコードツール活用促進に向けた共同研究
本市では「kintone」の全庁利用を進め、既に300以上のアプリが開発され、業務改善ならびに市民サービスの向上につなげています。今後も共同研究を通じてノーコードツールの活用方法を深め、全国の自治体への普及を図ります。 - 職員エンゲージメントの可視化及び組織の活性化に関する取り組み
サイボウズが実施している「Teamwork Survey」を導入し、職員のエンゲージメントを高める取り組みを行います。これにより、業務への意欲を向上させ、より良い職場環境整備を目指します。
※エンゲージメントに関する支援連携は全国初となる試みとなります。 - 災害時におけるIT支援
自然災害に備え、サイボウズからIT支援チームやIT機器の支援を受けることで、災害時の情報共有と初期行動を強化します。 - その他の目的達成に必要な事項
期待される効果
包括連携協定締結により、両者それぞれが培ってきたノウハウや知見を相互に活用することで、本市における市民サービスの向上や行政運営の効率化を図るとともに、全国の地方自治体におけるDX推進のさらなる後押しにつなげていきます。
サイボウズについて
サイボウズは、「チームワークあふれる社会を創る」という理念のもと、グループウェアの開発・販売を行う企業です。
働き方改革の先進企業として知られ、2024年のプラチナ企業ランキングでは上場企業2300社中トップに選ばれています。