住マイルしもつま

しもつまびと (1) 齊藤さん

下妻流、至福の暮らし 自然を楽しむ農業と子育て

イチゴ農家 齊藤さんご家族

プロフィール

2006年に移住
齊藤さんファミリー:夫婦、長女(2歳)の3人家族

Ben’s Berry

TEL:080-5377-1583

インタビュー

「イチゴはデリケートな果物。温度管理や環境づくりが何よりも大切なので常に気が抜けません」と話す齊藤さん夫妻は、就農して7年目。田園風景に広がる7棟のビニールハウスには真っ赤なイチゴがたわわに実り、収穫シーズンを迎えている。埼玉県出身の勉さんは、青果販売の仕事をしていたが30歳を目前に将来を模索。農業の経験はなかったが野菜づくりに興味を持ち始め、東京で開催された農業関係のイベントに参加。そこで出会った下妻市の農業法人経営者から「作物の中でも特にイチゴは味が勝負。良いものを作れば評価してもらえる」と話しを聞き、イチゴ栽培にやりがいと魅力を感じた。

東京都出身の裕子さんと結婚後、2006年に移住。農業法人でイチゴ栽培のノウハウを基礎から学び、3年後に就農した。「就農には多くの経費がかかるため、農業用機械や施設への支援など行政の就農者支援制度があり、助かりました」と勉さん。しかし、経営が軌道にのるまでは手探りの日々。苗づくりの失敗や台風でビニールハウスが浸水するなど苦労も多かった。今日があるのは家を貸してくれたり、農業の相談にのってくれたりした、研修先で出会った農家の先輩や仲間たちの協力があったから―と感謝している。

2年前に長女が誕生し、すっかり下妻での暮らしを楽しんでいる齊藤さんファミリー。「自然の中で子育てしたかったので最高の環境。どろんこ遊びが大好きで保育園から帰ってくるとイチゴ畑に直行です」と話す裕子さん。土日は作業場で仕事をしながら子どもと過ごせるし、親の働く姿を見せられるのが農業の魅力。「野菜はご近所からもらったり、直売所を利用して新鮮なものがいつも食べられるので娘も好き嫌いはありません」と自然の恵みに感謝しつつ、子育てしやすい環境にも大満足。齊藤さん夫妻は、より多くの人に自分たちのイチゴを食べてもらいたいと今までの販路に加え、道の駅への出荷も始めた。

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