学校給食の検討
市立小中学校の学校給食には、自校方式の施設の老朽化、常総市への事務委託契約の期間満了、給食費の不統一等の課題がありました。
このため、教育委員会は、令和5年11月に「下妻市立学校給食運営協議会」を設置し、「下妻市立学校の給食施設及び給食費について」の検討を依頼しました。運営協議会の会議は、令和5年11月2日に第1回、令和6年1月29日に第2回、3月15日に第3回が開催されましたが、その中で、学校給食の給食費月額、運営方法、施設整備方針等についての検討が重ねられ、教育委員会に対し、令和5年11月7日に第1回、令和6年3月29日に第2回の検討結果の報告が行われています。
第1回の報告では、「市立小中学校の給食費の引き下げによる統一」が報告され、下妻市は、給食費月額を宗道小と大形小で150円、下妻中と東部中で50円引き下げることを決定しました。これにより市立小中学校の給食費月額は、令和6年度から小学校3,600円、中学校4,150円と、小中それぞれの統一を実現しています。
また、第2回の報告では、市立小中学校の学校給食施設について、「下妻市立学校給食施設整備方針(案)」により「センター方式が最も適切である」とされました。下妻市は、この案に「多大な費用を要する新学校給食センターの整備は、広域的な連携による共同での設置や運営も視野に入れ、検討していく必要がある」ことを付け加え、「下妻市立学校給食施設整備方針」を策定しています。
「学校給食運営協議会議事録」は、これらの会議における主な質疑応答の記録、「学校給食施設整備方針(案)」は、教育委員会に報告された検討結果、「学校給食施設整備方針」は、下妻市が正式に決定した学校給食施設の整備方針です。
このあと、下妻市は、新学校給食センターの整備に向け、作業を進めていきます。
- D-7895
- 2025年3月31日
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