全国的に、中山間地域の人口減少やイノシシの個体数増加・分布の拡大が進んでおり、イノシシの市街地への出没の増加が危惧されております。
目撃情報
市内において、イノシシの目撃情報がありました。
イノシシを目撃した場合は、下妻市役所環境課、または下妻警察署(☎0296430110)までご連絡をお願いします。
目撃日 |
目撃場所 | 備考 |
令和6年(2024年)1月9日(火曜日) |
本宿町 | 2頭 |
令和6年(2024年)1月20日(土曜日) |
大木(筑西市との行政界付近) | 1頭 |
イノシシに遭遇したら
イノシシは本来、臆病でおとなしい性質を持っています。普通、イノシシが人に出会ってもイノシシの方から逃げるので慌てる必要はありませんが、興奮していたり、発情期(晩秋~冬)や分娩後で攻撃的になっていたり、至近距離で突然出会った場合には注意が必要です。
事故を防ぐため、次のことに注意してください。
落ち着いてゆっくり行動しましょう
慌てず、騒がず、イノシシを刺激しないよう、ゆっくりその場を離れましょう。急に走り出してイノシシを興奮させるのは大変危険です。
イノシシが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。毛を逆立てて、明らかに威嚇している状態でなくても、シュー、カッカッカッ、クチャクチャクチャという音をイノシシが発していたら、威嚇音ですので注意する必要があります。
攻撃したり、威嚇したりしてはいけません
追いかけたり、石を投げてイノシシを挑発するのは大変危険です。逆上したイノシシが向かってくることもあります。
うり坊(イノシシの子)を見かけても近づいてはいけません
うり坊を見かけても、近くに母イノシシがいる可能性がありますので、近づいたり、追いかけたりしてはいけません。また、絶対に食べ物を与えないでください。人への警戒心を低下させ、人が食べ物の供給源だと学習させることにつながります。イノシシは学習能力が高い動物です。餌付けをすることで人間の食べ物の味を覚え、人を恐れずに街中に出てくるようになってしまうこともあります。さらに、そこで人から危害を加えられないと学習すると、どんどん大胆な行動になり、人を襲って食べ物を奪い取るようになることもあります。