市長メッセージ令和2年4月21日
https://www.youtube.com/watch?v=hoqWZ55J8Do
市民の皆様へ
市民の皆様には、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に多大なるご協力をいただき、ありがとうございます。しかしながら、感染拡大が止まらない現状を受け、国は先週16日に「緊急事態宣言」の対象区域を、7都府県から全国47都道府県に拡大しました。大型連休に向けて、人の移動を全国的に抑制することで、感染拡大を抑え込む狙いがあります。今回茨城県は、感染防止対策を重点的に進める「特定警戒都道府県」に指定されました。
新型コロナウイルスは、人から人にうつる「感染症」です。とにかくまずは人が集まることを減らす、人と人との接触を避けることが重要です。そのために、どうか不要不急な外出を極力控えてください。
この大型連休の過ごし方がその後の感染流行の大きなカギを握っていると考えています。重ねて、外出の自粛をお願いいたします。
さて、本市における取り組みですが、これまで12回の対策本部会議を開催し、幼稚園、小中学校、保育園、学童クラブ、市内公共施設等について、児童・生徒や市民の皆様の健康・安全を第一に考え、5月6日まで休校、休館、利用自粛等の決定をいたしました。
今後の状況によっては期間の延長もあり得ますので、市民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
また、市が主催・共催するイベント等につきましては、花とふれあいまつりやEボート大会、小貝川フラワーフェスティバルをはじめ、多くのイベントや事業を中止とさせていただきました。 現状では不特定多数の方が密集・密接する場ととらえざるを得ませんので、やむなく中止の決定をした次第であります。 今後のイベント等につきましても、関係団体などと調整しながら、市民の皆様の安全を最優先に考え、対応を決定していきたいと考えております。
また、感染予防対策としまして、4月17日に、特に体調管理に気をつける必要がある妊婦さん、約150人にマスクを送付しました。 また今後は、75歳以上のご高齢の方々や障害者の方々を対象に、順次、マスクをお送りする予定です。
さらには、新型コロナウイルス感染症と最前線で向き合っていただいている市内の休日当番の医療機関に、マスクや防護服、手袋等を配布しております。地域医療を支えていただいている医療従事者の皆様には、深く感謝申し上げますとともに、熱いエールをお送りいたします。
この事業は、まちづくり市民グループ「しもつま3高」が、テイクアウトや出前ができるお店を紹介する「しもつまテイクアウターズ」とも連携していきます。今後、民間団体と協力しながら、飲食店を 応援していきます。
出口が見えないと誰もが不安な気持ちになりますが、一人ひとりが明るい希望、明るい未来を持ち続けることが大切です。
市としましても職員一丸となってこの困難に立ち向かい、アイデアを出し合い、できることから迅速に取り組んでまいります。 市民の皆様の命と生活を守るため、全力を尽くしてまいりますので、皆様のより一層のご協力を お願いいたします。
令和2年4月21日
下妻市長 菊池 博