農業の6次産業化とは
農業の6次産業化とは、農業者が農産物の生産(1次産業)だけでなく、農産物の加工(2次産業)や加工品の流通・販売(3次産業)に取り組むことで、生産物に付加価値をつけ、農業者の所得の向上と農業経営の発展を目指すことを言います。具体例としては、養豚農家が自らが生産した豚を活用してソーセージや惣菜などの加工品を開発し、製造・販売を行うことや、豚肉を調理した料理を提供する農家レストランを経営することなどがあります。
全国の取組み事例については、農林水産省ホームページをご確認ください。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/6jika/jirei.html
6次産業化の取組みに対する支援
農業者が「総合化事業計画※1」を作成し、国からの認定を受けると、法令に基づく国の様々な支援を受けることができます。具体的な支援の内容として、農業者向けの無利子融資資金(農業改良資金)の特例措置のほか、農業者らによる新商品開発や販路開拓、加工・販売施設の整備の取組みに対する補助金の交付※2等があります。県の6次産業化サポートセンターには、県の認定を受けた6次産業化プランナーが配置されており、計画の構想段階から計画認定後の事業実施期間にいたるまで、プランナーのアドバイスを無料で受けることができます。
※1 「六次産業化・地産地消法」に基づいて作成される、農業者が農産物の生産
及び加工、または販売を一体的に行う計画のこと。
※2 補助金の交付を受けるためには、別途補助事業への申請が必要です。
相談窓口
茨城6次産業化サポートセンター http://www.ibanourin.or.jp/ninaite/rokuji/
〒311-4203 茨城県水戸市上国井町3118-1 TEL:029-239-7131(電話相談可)
6次産業化に関する情報
最新の6次産業化関連情報は、農林水産省ホームページをご確認ください。