コロナ禍の影響は、これまでの社会構造や価値観を根底から問い直す契機となりました。地域社会を考える上では、民間企業の発想と行政の資産を掛け合わせて、新たな価値を生み出す「公民連携」が益々重要になっています。下妻市では市民参加型のタウンミーティング「SHIMOTSUMA DESIGN MEETING 」のプロセスにより、志のあるクリエイティブな皆様と共に下妻のポテンシャルを探り、新しい下妻ライフを考え、『下妻市公民連携まちづくり構想【砂沼戦略】』を策定しました。
砂沼は農業用ため池として古くから地域の農地を潤し人々の生活を支えてきました。下妻駅周辺の市街地に隣接し、地域の憩いの場であるとともに、桜の名所として茨城百景に選ばれ広域からも来訪者を招いています。
少子高齢化・人口減少などの社会情勢の変化の中でも、構想に描かれた新しい下妻暮らしのビジョンを実現するために、民間主導・行政支援の公民連携により、地域の人々のアイデンティティでもある砂沼を中心に、戦略的に取り組んで参ります。