7月1日から8月31日まで熱中症強化月間となっています。
重症化すると命にかかわる危険性もありますが、きちんと対策をすれば防ぐことができます。
熱中症とは
室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調整機能が働かなくなり、様々な症状をおこす病気です。 家の中にいても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合があります。特に体温の調整機能がうまくいかないお子さんと高齢者の方は注意が必要です。
症状と対処方法
重症度 | 主な症状 | 対処法 |
軽症 (I度) | ・大量の発汗 ・めまい・立ちくらみ ・筋肉のこむら返り | (1)応急処置 (2)水分補給困難、または症状回復しない場合、すぐに医療機関へ |
中等症 (II度) | ・頭痛 ・吐き気・嘔吐 ・倦怠感 | (1)救急車を呼ぶなど、すぐに医療機関へ (2)可能な限り応急処置を行う |
重症 (III度) | ・意識障害 ・けいれん ・ふらふらして立てない ・高体温 |
体を冷やすときのポイント
首の後ろ、わきの下、足のつけねなどを冷やすと効果的です。
熱中症予防のポイント
予防ができる病気です。しっかり予防しましょう
- 部屋の温度と湿度をこまめにチェック!(普段過ごすことが多い部屋に温度計と湿度計を置くことをお勧めします)
- 室温は28度を超えないように、エアコンや扇風機などを上手に使いましょう!
- のどが渇く前にこまめに水分補給!のどが乾いたと感じたら必ず水分補給!
- 日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりを!
- 睡眠を十分にとること
- 外出の際は体をしめつけない涼しい服装と日よけ対策を(帽子、日傘など)!
- 無理をせずに、適度に休憩をとりましょう!