下妻市におきましては、市場に流通している食材は、国が定める放射線量の基準値を下回った安全なものであるという考え方を基本としております。その上で、東日本大震災において原子力発電所の事故等が発生した後は、食材の安全性を再確認し、保護者の方の安心感を高めるため、下記のように食材の放射性物質の検査を実施いたしました。しかしながら、東日本大震災から10年以上が経過しましたが、本市の学校給食食材においては、これまでに国の基準値を超える放射線量の検出がなかったことから、令和4年度末をもちまして当該検査を終了いたします。
下妻市は、今後も安全安心な学校給食の提供に努めてまいります。
1.検査期間
(1)開始 平成24年6月
(2)終了 令和5年3月
2.検査対象
自校調理方式の給食を実施している市立小中学校及び幼稚園の給食食材
3.検査機器
放射能測定装置TN300B (株)テクノエーピー
(検出器:NaIシンチレーター3インチ)
4.検査方法
・給食に使用される食材のうち、毎日1品を検体として選定し検査
・市内の自校調理方式小中学校及び幼稚園のうち、1校ずつ交代で検査を実施
・検査手順
(1)検査分の食材を使用日の前日に調達
(2)食材の可食部のみ(検体)を細断しポリエチレン袋へ封入
(3)袋ごと検査容器へ封入
(4)検査容器ごとポリエチレン袋へ封入
(5)測定器にかける。(測定時間は1検体30分程度。)
5.検査結果
これまでの検査結果につきましては、下記「関連ファイルダウンロード」よりご覧ください。
<参考> 放射性セシウムの国の基準値(単位:Bq/Kg)
一般食品 | 100 |
牛乳 | 50 |
飲料水 | 10 |
乳幼児食品 | 50 |