お医者さんで処方される薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。
ジェネリック医薬品は、新薬の独占販売が終了した後で販売が許可される医療用医薬品であり、開発コストがかからない分、安く提供することができます。
安全性・効き目
- ジェネリック医薬品は、新薬と同じ主成分のもとで開発・製造されています。新薬と同様の安全基準を満たしており、厚生労働省のジェネリック医薬品承認基準をクリアしている信頼できる薬です。
- 製薬メーカーによっては、同じ主成分を使用しても、添加剤などの成分が異なることもあり、体質に合わないことがあります。
ジェネリック医薬品に切り替える場合
- ジェネリック医薬品を処方してもらうために、医師へ「ジェネリック医薬品にしてほしい」と伝えることが必要です。一定期間ジェネリック医薬品を試してみてから変更するかどうかを決めることもできます。
- 治療内容によっては、ジェネリック医薬品が適さない場合もあるので、まず、医師に相談してください。その選択や使用方法については、薬剤師と相談してみましょう。
※処方されている薬にジェネリック医薬品があるかどうかやジェネリック医薬品に変更した場合の差額については、下記のサイトから調べることができます。
■「かんじゃさんの薬箱」(日本ジェネリック医薬品学会による) http://www.generic.gr.jp/
■「かんたん差額計算」(日本ジェネリック製薬協会による) https://system.jga.gr.jp/easycalc/
※ジェネリック医薬品に関するサイト
■「ジェネリック医薬品Q&A」(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078998_3.pdf
■厚生労働省のジェネリック医薬品に関するサイト
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kouhatu-iyaku/index.html