ペットを飼う前に考えてほしいこと

ペットを飼う前のチェックポイント

ペットを飼うことは、その一生に責任を持つことです。飼う前に、ほんとうに飼い続けられるか、家族みんなで話しあいましょう。ひとつでも「いいえ」 があるならば、今は飼わずにいることも動物への愛情です。

（環境省パンフレット）捨てず 増やさず 飼うなら一生 [PDF形式／2.16MB]

（環境省パンフレット）宣言!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!! [PDF形式／3.77MB]

ペットの迎え方

「保護された動物を引き取る」方法や「販売業者から購入する」方法があります。その動物の性格などの情報をしっかりと確認し、入手後も飼い方について相談にのってくれるかなどを事前に確認しましょう。

譲渡（茨城県動物指導センターや動物保護団体などから引き取る）

譲渡されるのは、飼い主不明で保護されたり、飼育放棄などによって引き取られたり、災害などで飼い主が飼えなくなった保護動物たちです。動物愛護の観点からも、もっと多くの人に考えてもらいたい選択肢のひとつです。

• 茨城県動物指導センターでも譲渡を行っております。⇒犬・猫の譲渡について（茨城県動物指導センターHP）
• 市内で開催されるボランティア主催の保護猫譲渡会のご案内（市HP）

良い点

• 動物の命を救い、新たな飼い主として、動物に安心して生活できる環境を提供できます。
• 成犬や成猫の場合には、子犬や子猫と違い、動物の体格や性格がある程度わかります。
• 譲渡希望者には、住居形態や家族構成、1日の在宅時間などの聞き取りが慎重に行われることで、その生活環境に見合った年齢や性格の動物を引き取ることが可能になります。
• トライアル期間（試しに飼ってみる期間）を設けている場合もあり、相性や性格の観察ができます。
• 地域（地元）の自治体や動物保護団体の活動に協力できます。
• 譲渡前の講習会や譲渡後のしつけ方教室等で、飼い方の相談や情報提供を受けられる場合があります。

注意点

• 動物の年齢や病歴、これまでの飼養環境などの細かい情報がない場合があります。
• 保護されるに至った背景によっては、飼養に特別な理解と技術が必要な場合があります。
• 種類や年齢、大きさなど、希望する動物に出会えない場合や、条件などにより譲渡してもらえない場合もあります
• 動物が譲渡されるまでの流れや、必要な書類、条件等は、自治体や動物保護団体でそれぞれ異なります。
• 譲渡とはいえ、それまでの飼養費用やワクチン代等を請求される場合もあります。事前に確認しておきましょう。

購入（ペットショップやブリーダーなどから購入する）

良い点

• 成熟したときの大きさや、品種によって必要な世話や手入れ、なりやすい病気などについて、プロの立場から専門的なアドバイスが受けられます。
• 保険やフード、ペット用品など、その動物に関わる様々な情報やサービスを同時に入手できます（ペットショップの場合）。
• 親の体格や性格、その飼養環境などを見て、検討できる場合があります（ブリーダーの場合）

注意点

• かわいい、目があったなどの理由で購入を衝動的に決めるのではなく、冷静に判断しましょう。
• 購入後に病気が発見された場合など補償内容のトラブルが報告されています。書面を交わし、購入時には契約内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
• 無理な繁殖をしたり、病気の知識や衛生管理が不十分など、不適切な業者であることがあります。

次の内容を参考に信頼できるところを選びましょう。

1. 都道府県等に登録された動物取扱業者であること（登録情報が掲示されているか）
2. 動物を大切に扱っていること（病気やケガ等をしている動物がいないか）
3. 清掃が行き届き、清潔であること（店内に臭いなどがないか）
4. 知識、経験を持つ動物取扱責任者が配置されていること
5. 動物の生年月日や生産地、標準体長等の情報が表示されていること
6. 購入する前に現物確認（動物の状態を直接見せる）と対面説明（健康状態、飼い方、繁殖者の情報等の18項目の説明）が行われること
7. 可能であれば、店頭で動物を見るだけでなく、その親が適切に飼育されているか確認できること

（環境省パンフレット）譲渡でつなごう!命のバトン [PDF形式／2.56MB]

（環境省パンフレット）飼う前も、飼ってからも考えよう [PDF形式／3.94MB]