市長メッセージ 平成30年7月20日
市長メッセージ 平成30年7月20日
皆さんこんにちは、下妻市長の菊池です。
本日は、「どこでも市長室」についてお話ししたいと思います。
まず、その前に先の西日本の豪雨につきまして亡くなられた方、
そして被災された多くの方に対して心からお見舞い申し上げます。
それでは、どこでも市長室についてお話しさせていただきます。
「どこでも市長室」につきましては、広報しもつま7月号に掲載させていただいた新規事業です。
今回は、騰波ノ江地区の方からお申し込みがあり、7月14日に「どこでも市長室」を開催させていただきました。
その内容をお話し、「どこでも市長室」がどんなものなのかをご紹介します。
今回、騰波ノ江地区の方と行った「どこでも市長室」のテーマは2つです。
1つ目は、西日本の豪雨災害もあったので、下妻市防災ガイドブックのハザードマップについて。
2つ目は、下妻市の現状についてお話しさせていただきました。
「どこでも市長室」は市民の皆さんの意見アイディアが必要ですということで、
いろんな要望などはありますが、今回は要望とは別として、
下妻市を「私たちの誇れるまち多くの人に愛されるまち」にするためにはどうしたらいいのかということを
皆さんと膝を交え、直接意見を聞かせていただきたいということで実施しています。
それでは、いただいたテーマについて説明します。
まず1つ目のハザードマップの見方についてです。
ハザードマップは、先日皆さんのご家庭に配布されたかと思います。
下妻市は小貝川と鬼怒川に挟まれており、その川がもし氾濫した場合、
どこに浸水箇所があるかを示したものがこちらのハザードマップです。
こちらのマップをご覧ください。
小貝川が流れている付近の色の付いているところが川が氾濫した際に浸水すると想定される地域です。
だだし、小貝川が氾濫しても白くなっている地域は問題ありません。
また、鬼怒川が氾濫した場合、同様に色がついている地域は氾濫しますが、
白くなっている駅の周辺は問題ないということが分かります。これを皆さんに認識していただきたいと思います。
ご家庭でよく確認してください。
また、いざというときのために、どこに避難場所があるかもあわせてご確認ください。
騰波ノ江地区の方には、白い安全地域に避難していただきたいと説明させていただきました。
どこでも市長室では、皆さんからの質問などもお待ちしています。
今回のように下妻市防災ガイドブックについては、詳しく説明させていただきたいので、
「どこでも市長室」をお申込みいただければ、ご説明いたします。
どこでも市長室では、下妻市の現状についてもお話しさせてもらいます。
その中の市の現状の3つのポイントをお話しします。
まず、下妻市の人口についてです。
2015年の数値は4万3千人で、2018年現在は4万2千人となっています。
それが、2040年には3万3千人の人口となります。
今からわずか22年後には1万人の人口減となってしまいます。
このことを把握していただきたい。
次に、下妻市の財政状況についてです。
普通交付税とは、国から地方自治体に配分される交付金のことですが、
グラフのとおり激減します。平成33年には約25億円まで減る予定です。
これは、合併算定替えと言い、下妻市と千代川村が合併したときに当初、
交付前から交付金が減少することを国と約束のもとに交付されるものです。
最後に下妻市の借金についてです。
右肩上がりになっています。こちらは公債費といい今後増えていく予想です。
市民の皆さんには
「人口が減る、国からのお金が減る、借金は増える」という状況を知っていただきたいと思います。
その状況の中で今後どのような政策をしていくかが下妻市、そして私の役目と思い、
今後政策に取り組んでいきたいと思っております。
先ほど騰波ノ江地区での「どこでも市長室」の内容を説明しましたが、
これは、今後もどんどん続けていきたいと思いますので、
ホームページや広報紙で申し込み条件などをご確認いただき、ぜひお申し込みください。
時間の許す限り、皆さんのところにお伺いし、「どこでも市長室」を実施したいと思っています。
皆さんからのお申し込みお待ちしております。