市民の皆さまへ
皆さん、こんにちは。 下妻市長の菊池です。
本日3月14日、令和4年 第1回 下妻市議会定例会が閉会しました。
今定例会で可決された議案等のうち主なものについてご報告します。
今定例会に提出しました議案の主なものは、令和4年度の当初予算についてであります。
当初予算につきましては、任期満了に伴う下妻市長選挙が3月27日に執行されることから、骨格的な予算としております。また、予算編成については、第6次総合計画に定められた6つの「まちづくりの目標」の実現に向けて組み立てられています。
それでは、当初予算の一般会計についてご説明いたします。一般会計の予算額は196億2千万円で、前年度比13億5千万円の増であります。
はじめに、目標１：誰もが健やかに暮らせる「安心なまち」の分野からは、保健事業・介護予防等一体的事業です。
これは、健康に不安を抱える後期高齢者を把握し、医療関係団体と連携を図りながら生活習慣病等の重症化予防や、心身機能を維持するために保健事業と介護予防の両面から積極的な関与や支援を行う新規事業であります。
次に、目標2：人と文化を育む「心豊かなまち」の分野からは、民間プール借上事業です。
これは、豊加美小、宗道小、大形小学校3校のプール授業を民間のプールを利用して実施するため、プールや移動用バスの借上げに関わる経費を計上したものです。
次に、目標3:にぎわいと活力を生み出す「活力あるまち」の分野からは、ビアスパークしもつまの改修工事であります。
老朽化等で傷んだ箇所を改修し、快適にご利用いただけるよう、施設の維持管理を目的としたものです。
次に、目標4：環境にやさしく災害に強い「安全なまち」の分野からは、街頭防犯カメラ設置事業です。
犯罪に強い社会づくりを推進するため、市内の主要交差点に4台のカメラを設置いたします。
次に、目標5：自然と都市が共生する「快適なまち」の分野からは、南部環状線の道路整備事業です。
国道294号から市道大貝・下川原線に連絡する道路を整備いたします。
最後に、目標6：市民と共に次世代を築く「自立したまち」の分野からは、庁舎等建設事業です。
千代川庁舎や保健センターを集約・複合化した新庁舎の建設工事事業であります。
令和5年5月の開庁を目指して工事が本格化しております。
以上、6つの目標ごとに主な事業を申し上げました。
住み続けたい、選ばれるまちを目指して、総合的・計画的な市政運営を進めていきたいと考えております。
最後に、3月31日をもって任期満了のため2期6年にわたって、本市の教育委員会教育長を務めていただいた、横瀬教育長が勇退されます。横瀬教育長には、英語教育の推進をはじめ本市の教育の発展、充実のため大いに手腕を振るっていただきました。ここに改めてそのご功績とご労苦に敬意と感謝の意を表します。
なお、新しい教育長には、中山均様をお迎えすることになりました。中山様におかれましては、これまで茨城県 県西教育事務所の人事課長や下妻中学校長などを歴任されており、教育行政に関し豊富な経験と高い識見を有していることから、今後、本市の教育や文化の振興にご活躍いただけると期待しております。
以上が今定例会の報告になります。
さて、春の訪れを感じるようになりましたが、新型コロナウイルス感染症の収束はいまだ不透明です。
会食等の機会も増える時期かと思いますが、引き続き手洗いや マスクの着用、３密を避けるといった基本的な感染予防対策をお願いいたします。
市民の皆様にはご不便な状況が続きますが、ご自分やご家族の命、大切な人の命を守るために、ご協力くださいますようお願いいたします。
今回もご視聴いただき、ありがとうございました。
令和4年3月14日 下妻市長 菊池 博