市民の皆さまへ
皆さん、こんにちは。下妻市長の菊池です。
本日6月15日、令和4年 第2回下妻市議会定例会が閉会しましたので、可決された議案等のうち主なものについて
ご報告いたします。
定例会に提出しました主なものは、補正予算についてでございます。
3月に市長選挙が控えていたため、令和4年度の当初予算は骨格予算としておりましたが、このたび政策的な経費を計上いたしました。
補正予算の中から主なものをご紹介します。
はじめに、コロナ禍による外食需要の落ち込みなどの影響から、米の価格が下落し、収入減となった農家を支援するため
支給要件を満たした市内農家へ10アール当たり3,000円を支給する「次期作支援事業」であります。
次期作への生産意欲の向上が図られるよう支援していくものです。
同じく、コロナの影響により売り上げが減少している市内の事業者に対し、事業継続を応援することを目的とした
「事業者応援一時金給付事業」では、1事業者当たり10万円を支給します。
次に、子育て支援の充実を図るためにいわゆる、マル福における小児及び妊産婦の所得制限を撤廃するため、
条例の改正と、予算計上をいたしました。
次に、教育の分野では、中学校の感染症対策として、教室における生徒の間隔を一定程度確保した分散教室型 授業を実施できるよう特別教室に空調設備を設置します。
次に、環境や安全なまちづくりの観点から計上したものは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入支援補助金です。
脱炭素社会を目指し、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH(ゼッチ)）を導入する世帯に対し、要件等を満たした場合、市独自の補助金を交付します。
また、安全なまちづくりにおいては、市民の皆様のご協力も不可欠であります。
そこで、自主防災組織の結成とその活動を促進するため、自主防災組織が実施する防災訓練等に対し、補助金を交付します。
以上、今定例会に提出した補正予算の主なものになります。
なお、予算に関連する詳しい内容につきましては、市のホームページをご覧ください。
また、令和4年度の予算と主な事業については、「広報しもつま特集号」が7月10日に発行予定でありますので、あわせてご覧いただければと思います。
最後になりますが、今定例会は、任期満了に伴う市長選挙において再選が決定し、第20代市長として迎える市議会となりました。
引き続き市政発展のため、全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
今回もご視聴いただき、ありがとうございました。
令和4年6月15日 下妻市長 菊池 博