市長メッセージ 令和3年1月15日
市長メッセージ 令和3年1月15日
あけましておめでとうございます。
下妻市長の菊池です。
皆様には、希望に満ちた輝かしい新年を、お迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年は新型コロナウィルス感染症の、感染拡大により、市民生活に大きな影響が及び、現在なお、感染の拡大が続いている状況ですが、今後も市民に寄り添う、生活支援対策を実施していきます。
さて、年頭のあいさつに当たり、皆様にお伝えすることが3つあります。
1つ目は、災害への備えについてです。
近年の激甚化する災害への対応は、迅速で正確な、情報伝達が不可欠です。
このため本市では、屋内受信機を導入し確実な伝達手段の確保を図っていきます。
また、防災拠点となる新・市庁舎の建設については、昨年12月に、下妻市庁舎等整備工事の契約を、清水・塚田・楠山JVと締結し、令和5年5月の開庁を目指し、着実に取り組んでいきます。
2つ目は、にぎわいを創出するまちづくりについてです。
工業団地の誘致については、鯨工業団地に世界的なビューティーケア商品メーカーである、エスティーローダーカンパニーズをはじめ、大手企業3社の進出が決定しました。今後、地域経済の活性化や雇用の拡大、若い世代の移住定住などにも、大きく寄与するものと期待をしています。
地域公共交通については、「シモンちゃんバス」に加え、下妻駅から筑西市の川島駅までを結ぶ、「筑西・下妻広域連携バス」の運行を開始したところですが、隣接するつくば市や八千代町との連携も、検討していきます。
また、まちのにぎわいを活性化するため、ワイワイドームや砂沼広域公園など今ある施設の更なる利活用や、鬼怒川・小貝川の堤防を利用した、かわと街の魅力をつなぐサイクリングのまちづくりを推進します。
3つ目は、「選択と集中」の徹底についてです。
今日(こんにち)、地方の財政が一段と厳しさを増している中、新規事業の厳選や事業継続の見直しによる、「選択と集中」を徹底しつつ、市民の皆様のニーズを的確に把握し、市政の発展につながる事業や、身近な施策を展開していきます。
また、本年3月1日から窓口業務の利便性向上のため、コンビニエンスストアなどで、印鑑証明書や住民票謄本などの証明書の、自動交付を開始します。
今後も本市は、「人と自然を活かし、住みよさを創るまち しもつま」を目指し、全力を尽くしていきます。
本年が皆様にとりまして、健康で幸多き年となりますことを心からお祈りし、年頭のあいさつといたします。