市長メッセージ 令和2年9月16日
市民の皆さまへ
今回みなさまにお伝えたいことは、本日9月16日に閉会した令和2年第3回市議会定例会で可決された下妻市一般会計補正予算の主な内容についてです。
今回の補正予算には、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を主な財源として、事業費ベースで4億1千万円を計上しました。
この中で、主な3つの事業についてご説明します。 まず1つ目は、子育て世帯応援給付金事業についてです。この事業は、「新生児子育て世帯応援給付金」として、特別定額給付金(10万円給付)の対象とならない令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児1人につき10万円を、その保護者に給付するもの、及び「子育て世帯特別応援給付金」として、子育て世帯臨時特別給付金の対象とならない高校2・3年の生徒1人につき1万円をその保護者に給付するものです。
2つ目は、プレミアム付商品券発行事業についてです。この事業は、地域経済の振興と市内商店の支援を目的としてプレミアム付き商品券を発行するもので、1冊8千円分の商品券を5千円で販売し、1世帯あたり2冊まで購入できるものです。
3つ目は、総合体育館、千代川体育館及び高道祖市民センターへの空調設備工事で、災害時に避難所として活用されるこれら施設の熱中症対策として、エアコンなどを設置するものです。
新型コロナウイルス感染症対策については、これまでスピード感を持ち、必要な施策を実施してきたところですが、市民のみなさまの生命、財産を守るため、今後も継続して対策に取り組んでいきますので、よろしくお願いします。
また、保健センター内に開設した夜間応急診療所の業務を、令和3年3月31日に終了させるため、条例を廃止することとしました。これは、開設当初の昭和61年と比べ、市内及び近隣の医療体制が充実したことや、受診者の減少などから判断をしたものです。
以上が、令和2年第3回市議会定例会で可決された議案の主な内容です。 これからも、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、様々な施策を行い、市民の皆さまが住みやすい、安心安全なまちづくりを進めます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
令和2年9月16日
下妻市長 菊池 博